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2010年10月05日

ジグヘッドに必要な2つのモノ

FLUX.jpg


通常、型に鉛を流してフックを固定しようとした場合、鉛とフックは厳密には接着しません。
なので、鉛が柔らかい分フックが通っている穴が広がったりして、ぐらつきが出ます。
そこでヘッドとフックをガッチリと固定する事が必要です。

ここでは、よりジグヘッドの出来上がりを完全に近づけるために
是非使って欲しいアイテム2つの紹介です。






1.フラックス
ハンダ付けと同じ原理ですね。釣り用ナツメ錘等にはハンダの様に
ヤニ入りなどはありませんのでフラックスが必要になります。

FLUX.jpg

上の写真の「FLUX」は鉛とステンレス等の接着を促進します。

FLUXを塗る.jpg

細めの筆にFLUXをほんの少々付けて、フックのヘッドが付く所に塗ります。
乾かしてからモールディングぐしますが、出来たジグッヘッドは十分に洗剤を付けて洗います。
FLUXは強酸性なのではみ出して塗ってしまうと、ステンレスでも錆びてしまいます。

これでだいぶぐらつきは無くなりますが、完全な物にするには、
やっぱり鉛を硬質にする必要があります。

2.硬質鉛
初めから硬質鉛としてインゴットで販売されている物や、チップになているものもあります。
ネット販売のおすすめは材料屋.comさんとギジェットさんですかね。

「鉛の硬度UPについて」という材料屋.comさんのエントリーがありますので抜粋して載せてみます。
通常、鉛・スズなどを硬くする場合はアンチモンを数パーセント添加します。
用途にも依りますが、明らかに硬くなり強度・機械加工性も全く異なる材質かと言うほどです。

当店で販売中のアンチモンは高純度品のため、かなり割高な製品です
また、アンチモン自体の融点も630℃と比較的高めで
溶け込みにくい性質なので通常は硬鉛をお勧めしております。

お手持ちの純鉛を使いたい場合、「アンチモン10%含有の硬鉛」をご購入いただき、
純鉛と一緒に溶解し、任意のアンチモン含有率の硬鉛とすることが可能です。

という事で、硬鉛を混ぜるとかなりの効果を得られます。この2つのアイテムを使うと
「ちょっとアイの部分が鉛で埋まっちゃった」なんて事になるとフックから鉛をはがす事が
困難になる程の固定っぷりなので、釣行中にぐらつく心配はほぼ無いと思っていいでしょう。

two-Lではジグヘッドの型に「FLUX」がもれなく付きます。
ただし6gと少量ですが、十分長持ちしますよ。

すでに型をお持ちのお客様は、誠にすみませんが市販の物をお買い求め下さい。


posted by momo | Comment(0) | TrackBack(0) | ジグヘッド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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